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セメントの需給

 

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  2018年度について、セメント国内需要(輸入を含む)は42,589千t、前年比101.7%となり、2年連続で前年を上回りました。背景として、官需は微増となった。2018年度公共事業当初予算は前年並みであったものの、前年度からの補正予算の効果がみられました。民需は増加しました。住宅投資は、マイナスで推移しましたが、設備投資については、東京オリンピック・パラリンピック施設建設工事及び関連工事、企業収益の改善等により堅調に推移しました。輸出は10,000千t台を維持しましたが、国内販売が好調であったため10,371千t、前年比87.8%と5年振りにマイナスとなりました。こうしたことから、生産は60,230千t、前年比99.8%と微減となりました。

  セメントの国内需要は、バブル経済終盤の1990年度に86,286千tとなりピークを記録しましたが、その後は長期に亙り縮小傾向が続いています。とりわけ2007年以降は改正建築基準法施行(2007年6月)による混乱の長期化、リーマンショック(2008年9月)による世界的景気後退に伴う民間建設工事の減少、公共工事補正予算の付け替え(2009年9月)、2010年度公共事業予算の大幅削減など、次々と逆風に見舞われ2010年度まで減少しました。その後、東日本大震災の復興需要と国土強靭化政策の下、2011年度以降は3年連続して上昇局面に転じました。しかし、その後は建設労働者の人手不足等により3年連続マイナスで推移しました。2018年度は42,589千tと2年連続で前年を上回りましたが、ピーク時から比較すると半分のレベルとなっています。生産も同様に1996年度99,267千tのピーク後減少傾向をたどり、2018年度60,230千tは同時期の約6割の水準にまで縮小しています。

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