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コンクリートと環境

 

  1)景観コンクリート


  構造物として公共の場に使用されているコンクリートは人目につきやすく、景観材料として重要な役割を担っています。最近では構造やデザイン、表面仕上げに工夫をこらし、周辺環境との調和や構造物そのものの美しさを追求したコンクリートがたくさんつくられています。


公園と調和した道路橋

  2)緑化コンクリート


  コンクリートはセメント・骨材・水の組合せでさまざまな空げきを設けることができます。この空げきに植物の育成に必要な土壌や肥料、場合によっては保水材や種子を充てんします。植物は空げき部分に根をおろしていき、土壌中と同じように育成して緑化が可能となります。緑化コンクリートは、河川の護岸、道路のり面の防災と環境保全などに使われています。


河川護岸での緑化コンクリートの試験施工(茨城県那賀川)

  3)吸音コンクリート


遮音壁

  遮音壁は、音を遮断し音の回折により減音を図る目的で設置されます。遮音壁は、反射型と吸音型に分類されますが、道路の両側に設置する場合は、少なくとも片方は吸音型とする必要があります。コンクリートを多孔質にすることによって、吸音性能を持たせることができます。
  吸音コンクリートは、耐水性・耐火性・耐候性・耐衝撃性に優れています。

■排水性・低騒音舗装

  多孔質なポーラスコンクリートとした舗装です。雨天でも表面に水がとどまることなく、ハイドロプレーニング現象のない快適な走行性が特長です。また、路面とタイヤとの間で圧縮された空気によって生じる騒音を低減でき、反射音も軽減できます。コンクリートは、配合を工夫することによってこれらの要求に応えることができます。


排水性コンクリート舗装の表面

  4)水質浄化コンクリート


  川や池、湖沼などの水域では、水質汚濁に対する自然の浄化能力があります。ところが、これらの水域にたとえばコンクリート三面張りの護岸を設置すると、この自然の浄化能力は失われることが指摘され、生態系保全の意味からもコンクリートを使うべきでないという議論があります。
  そこでコンクリートを多孔質にすることによって微生物のすみかを確保し、自然の浄化能力を保全する目的で開発されたのが水質浄化コンクリートです。
 

  5)大気浄化コンクリート


  酸化チタンという物質に光触媒機能があることが知られています。これは、酸化チタンに太陽光に含まれる紫外線があたると、その表面に活性酸素が生じる現象です。大気浄化コンクリートは、この光触媒機能を利用したコンクリートで、コンクリート表面に設けた酸化チタン含有層により大気中の窒素酸化物を除去します。歩道用インターロッキングブロックやコンクリート平板が商品化されています。
  今後防音板や擁壁など窒素酸化物の発生源に近い道路用製品への展開が期待されています。


大気浄化機能を持つコンクリートブロック舗装