低炭素社会の実現に向けた取り組み

セメント産業は、地球温暖化問題の主要因の一つである二酸化炭素の排出量低減に
向け、更なる省エネルギーに取り組んでいます。

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出典)温室効果ガスインベントリオフィス
「日本の1990-2013年度の温室効果ガス排出量データ」
(2015.4.23発表)

  左図は、我が国の部門別の二酸化炭素排出量を示しており、この中で、工業プロセスの排出量のほとんどと、産業部門の約5%(全体的には1%強)がセメント産業から排出される二酸化炭素です。
  工業プロセスとしての二酸化炭素の排出は、クリンカ製造の原料として欠かすことのできない石灰石を多量に使用するため、石灰石中のCaCO3の脱炭酸による二酸化炭素排出が避けらず、二酸化炭素排出量がどうしても高くなる宿命にあります。
  一方、図の産業部門に含まれる二酸化炭素の排出量はセメント製造に用いる化石系エネルギーの使用によるものであります。元来、エネルギー多消費産業であるセメント産業は古くから省エネルギーに努めて参りましたが、この省エネルギーの推進により化石系エネルギーの使用量を減らすことができ、結果的にエネルギー起源の二酸化炭素排出量の低減に資することができます。そのため、セメント産業では更なる省エネルギーに努め、二酸化炭素排出量の低減を目指し、自主的な活動である環境自主行動計画ならびに低炭素社会実行計画を推進しています。